2012/01/31

Planning Week 2012

先日、2012年の新学期が始まりました。
といっても、まだ授業ではありません。
まずは先生たちで教育相や学校の方針の確認、様々なワークショップを行います。

初日はエウア高校のホールに、小学校を含めたエウアの先生が集まり、1年の始まりの会をしました
トンガではよくお祈りの時に歌が歌われるのですが、今回私も最後の年ということもあり、いつも聞いているその歌が何だがじーんと来ました;;

2日目からはエウア高校の先生が職員室に集まっての会議。
去年と大体同じことをするのですが、なんだか今年は様子が違う。。。
みんなまじめに取り組んでいます
もちろんいいことなのですが。。。


去年異動するうわさが流れましたが
今年もセコナ校長健在。

いつも堂々としていて
私のことを気にかけてくれる
心優しい校長。
異動しなくてよかった


<小話>
先生は朝来たときに教員用の出席簿に
朝来たときの時間と名前の記入
帰りにも同様のことをするのですが
これまで皆朝にまとめて
朝と帰りの分をしていました

ですが、
今年セコナ先生から
「朝来たときに帰りの分を記入してはいけない!」
「朝は朝、帰りは帰りの分だけ記入しなさい!!」
「ほら見ろ! もう帰ってるやつがいるぞ!!」
(出席簿を示しながら)
と注意がありました

その効果があって
今のところはみんなまじめにルールを守っています
帰りが込む込む。。。
さて、いつまで続くかな??


教頭のトゥポウ先生

今年ハアパイ高校から来た新しい先生。
すごく仕事が速く
すでにタイムテーブルが決まっているとか。。。

仕事が速いだけでなく
彼女もまた優しい。

しかも
すでにみんなの名前をきちんと覚えている
こんなしっかり者がトンガにもいるんだな
って思いました

それと
彼女が着任したからでしょうか。
それとも教育相の方針でしょうか。
今年からプランナーブックも
デイリーとウィークリーと
2つ書くようになりました

今回のまじめな先生たちの様子。

これはトゥポウ効果か?


めっちゃまじめ。

頭を抱えてる先生も。。。

そんな中でも
彼女はやっぱりこんな感じ
↓     ↓
サングラスは必須。
髪の毛も去年よりパワーアップしたような。。。

休み時間には白いネイルもヌリヌリ。
相変わらずファンキーです


やっぱりトンガ
リフレッシュメントはしっかり出ます!!

「morning tea」
わぉ
パパイヤとココナッツとバナナ。

ちょっと動物のえさみたいな。。。

「Lunch」
魚のフライ、サラダ、バナナ、付け合せの葉物

これまでエウア高校で食べた中で
一番おいしかったです

それに
わりと豪華なのにもびっくり!!

Silver Jubileeでお金が余ったのかな?


お昼ごはんの後は....

やっぱり眠くなりますよね?!

連日のKAVAでお疲れのようです


去年とは違って皆まじめで、なんか緊張感のある会議。

今日の会議ではそれぞれの教科で話し合いがあり、2012 Action Planを木曜日と金曜日に発表することになりました

日本語は今一人。。。
でも、頑張ってやらねば。

ちゃんと発表できるかな?
不安なので、明日英語の先生でもあるトゥポウ先生にチェックしてもらいます


2012/01/28

海で食料調達?!

先日、大雨の合間を縫って、いつもよくしてもらってる校長一家と一緒に海に行って来ました!
今回は干潮時を狙って、バケツ、ナイフ、もりを持っていきました

まあ相変わらずみなさんワイルドだこと。。。


もりでタコを捕まえたところ

左の青年(エリ)
タコの脚が見えたら
その穴をグサグサと刺して捕まえます


角がある魚get!!

右にいる青年(マバエ)が
もりで一突き。
食料を逃さないトンガ人
さすがです!


ディリとアリシ

自分たちは捕まえてないけど
にっこりと記念撮影。

ふぐget!

ふぐは食べないようです
もりで突き刺しましたが
そのあと逃がしました

まだ生きてるかな?


水着じゃなくても
靴を履いてても
かばんをかけてても
泳ぎたいんです。


しばらくすると
みんながいない。

岸のほうで座ってガリガリ、シャカシャカと何かやってました

柔らかい藻の中に
たくさんいます

二枚貝

よくサザエはとりに来るのですが
こんな貝も簡単にとることができるんですね
初めて知りました!

校長夫人(タイアナ)は
とってその場で食べてました

やっぱりワイルド!


バケツいっぱいの貝やタコ。
おいしい夕食ができたかな?

もうすぐタイアナ一家の長女アリシ、居候だったディリ、エリと3人がいなくなってしまいます
アリシはフィジーの大学に6年間。 
ディリは先生になりたいという夢を持って、首都にある教員養成学校へ。
エリは手先が器用だから、大工になるためにトンガタプ島の訓練学校へ。

いつもウムを作っていたエリ。
これから誰がウム料理を作るのか、心配です。。。

一緒にいられるのも残りわずか。
寂しくなります。。。


別れもあれば出会いもあります
新しい先生が各島からやってきてます
今教員住宅は引越しラッシュです

健康的な生活

約2ヶ月間、妻や両親、隊員たちと過ごしましたが
ようやくエウアでのマイペースな生活に戻りました

トンガでは病気や怪我が多い私ですが
これからはできるだけ丈夫な体に鍛え
毎日充実した日々を過ごしていけたらと思っています

ということで
今日の朝ごはん


なっとうご飯

うまし!うまし!うまし!
こんなにおいしかったっけ?

オークランドで買いました

なっとうご飯に漬物、みそ汁
日本では当たり前のご飯が
ここでは超スペシャル!!

しつこいようだけど
本当においしかったです
おまけに栄養価も高いですしね


そして、コレ
↓    ↓
カスピ海ヨーグルト

毎朝食べるようにしています

隊員に分けてもらいました
タネさんありがとー。


夜はコレ
↓   ↓
青汁のようなもの

日本から母に持って行けと渡されたもの。
味は抹茶と青汁を混ぜたような感じなので
そんなにまずくはありません

毎晩スプーン1杯。


それから...

トレーニンググッズ

バランスボールは日本から脚のリハビリ&トレーニングのため
ヨガマットは昨年帰任したジェニファーからもらったもの
ジェニファー、ありがと。

毎日30分ぐらいを目標に
トレーニングをしていきたいと思ってます

続くかな?

そんなことは言ってられません

欠かさずトレーニングするようにして
早く完全に脚の痛みがとれるよう
頑張っていきたいと思います!!

もうこれ以上みんなに迷惑はかけられませんしね

「無理はせず継続的な努力」をモットーに。


2012/01/27

一時呼び寄せ ~その2~

ババウで宿泊したMYSTIC SANDSの次、セイリングが終了後
離島にあるREEF RESORTというところに泊まりました

多少値ははりますが、オフシーズンということもあって、他に客もおらず、貸切でした
オーナーはドイツ人。
トンガ人スタッフも何人か働いています

今回、これまであまりJICA隊員が利用したことがないということで
ちょっと紹介したいと思います

ここの良さが伝わるかな?



ベッドルーム

トンガで見たことがないおしゃれ度。
海から風が入ってくるので
暑くなく快適。


ソファーのようなものもあり
リラックスして過ごすことができました

置かれてる家具とかも高そう。。。


洗面所もシャワールームもすごくきれい。

お湯が出ないハプニングもありましたが
言ったらすぐに対応してくれました


ウェルカムドリンク

到着すると
部屋の前にはココナッツジュースが
準備されていました

もてなしの心。
大切です

意外とこういうところに
日本人は感動しますよね!?


海のレストラン(本日貸切)

テラスでも屋内でもどちらでも食事をとることができます
日中はきれいな海が
夜はロマンティックなロウソクの火が
食事をいっそう引き立てます


ソファー席

朝起きたらコーヒーを
遊びつかれたらジュースを
夕食後にはデザートとコーヒーを
時間があるときにはくつろぎを
与えてくれます


ここでの食事は基本的にメニューはありません

何が食べたいか、肉と魚どっちがいいかなど聞かれる程度。
その日手に入ったお勧め食材を使って
豪華料理がテーブルに並べられます

初日の晩ご飯

大きな魚をオーブンで調理。
ライムや自家製ソースをつけ
おいしくいただきました

そのほかにも
付け合せの野菜やパンやご飯など
おなかを満たすには十分すぎる量でした


2日目の晩ご飯

ロブスターの丸焼き

こうやって出てくると
まずテンションが上がります

もう食べたくないと思うくらい
2人してほおばりました


フルーツ盛り

スイカ、バナナ、パイナップル、
パッションフルーツ、マンゴー、パパイヤなど
南国フルーツがいっぱい。

朝食後にはフルーツ盛り
夕食後には自家製スイーツ

心までも満たされました


スタッフのお見送り

温かく接してくれたレナテさんと妹さん
そして
今回出てきませんでしたが
わんことにゃんこ。

本当に快適で贅沢な時間を過ごすことができました

ありがとう!!


近くにはJapanese gardenやSwallow's cave, Mala islandなどもあり
カヤックやシュノーケリングなどマリンスポーツにも最適!

大切な人と素敵な時間を過ごしたい方には
ぜひお勧めです!!


一時呼び寄せ ~その1~


少し前のお話。
12月下旬、トンガ最赴任と同時に妻の一時呼び寄せをしました

これで妻がトンガに来るのは2回目。
1回目に来たときは赴任3ヶ月+授業などもあったため、エウアでゆっくりしてもらいましたが、今回はおそらく最後ということで、ハネムーン気分でちょっと贅沢に、そして色々な隊員とも接してもらいました



SEA VIEW LODGE

首都で宿泊したところ
オーナーの奥さんがかなりファンキー。
妻も強烈な印象を受けたことでしょう

部屋もきれいで
快適に過ごすことができました

レストランはちょっと高めですが
ちょうどクリスマスということもあって
雰囲気もよかったです


そして、
今回ババウにも行きました

おととしみんなで泊まってすごくよかったところ....

MYSTIC SANDS

部屋も広く
プライベートビーチもあるので
シュノーケリングやカヤックと
安心して楽しむことができました

ババウにはおしゃれなレストランなども多いのですが
部屋には調理器具などもあるし
ゆっくりと過ごしたかったので
事前に街で食材を買って
作って食事していました

スタッフもすごく親切。
去年行ったことも覚えていてくれたし
何かあったら何でも協力してくれました


そしてそして、
豪華ヨットでセイリングにも行ってきました

アメリカ人が所有する豪華なヨット

中にはキッチン、トイレ、ベッドなどなど
さすがこのヨットで生活してるだけのことはあります

帰りには大きな帆も張ってくれました

私たちだけでなく
隊員やJICA事務所の方も同乗し
一緒に優雅な時を過ごしました

セイリングで向かった先は....

エウアカファ島

大きく白い砂浜がどこまでも続く島
日本から来たら
やっぱり見たいのはこの白い砂浜でしょう


6日間のババウ旅行。
体が真っ赤になるまで海遊びを楽しみました


マフォア一家

今回送り迎えとか色々としてくれたトンガ人。
元エウア高校の先生。

子どももすごくかわいくて
妻も大のお気に入りでした

奥さんがとても温かくしっかりしているので
いい家庭になってるのかな(笑)

色々ありがとう!!


トンガタプ、ババウ、そしてオークランドと日本を発って約2週間。
夫婦水入らず(?)でトンガ旅行を心の底から楽しみました

これもJICAの制度、そして妻の職場のご配慮があったから。
ほんと色々な人に感謝です

そして何より遠く日本から来てくれた妻にも感謝しなければなりませんね。

みんなみんなありがとう!!!

またいつか夫婦でトンガにこられたらと思います

2012/01/26

パンガイモツ島

トンガに赴任して1年半、今まで行く機会がなかったパンガイモツ島に行ってきました
赴任して3ヶ月で、すでに7回目の人もいるのに。。。

首都滞在中、もうすぐ帰任される調整員一家からお誘いを受け、何人かの隊員と一緒に、憧れのパンガイモツ島での釣り。

いつか行こう、行って釣りをしようと思っていたのがようやく実現!!

首都の港からボートで約10分。
しかもJICA割引で半額!!!



レストランも雰囲気があるし
海もビーチもきれい!


沈没船もあって
そこから飛び込む隊員もいました

私はしませんでしたが
そこには魚がたくさん泳いでいるそう。


ビーチからのルアー釣り
天気もよく気持ちよかったです

初めてルアーで魚を釣り上げることができました

さすがハズレなしのパンガイモツ!
やっぱ釣りは釣れなきゃ面白くない!!


fish & chips

意外とおいしくてびっくり!!
フワっフワっでした


「まだまだトンガにはたくさん素敵なところがあるんだな」
っと改めて思うことができた1日でした

また行こっと。


エウアにいない間に...

久々の写真つきのブログアップ。

ずっと雨続きでしたが、今日は天気がよかったので、買い物ついでにきれいになった学校を見てきました


高校の正門
25周年の記念式典できれいになったんだな


はがれていた校舎の屋根も
しっかりくっついてました


ホールもアレからさらにきれいになって
校章まで壁に描かれていました


これは式典のときに
日本の大使が植樹された木
ヘイララの木だそうです

前日大使にお会いしたとき
枯れないようにと任された木です

すくすくと育っています

花が咲くのはいつかな?
私の後任??
後任の後任??
枯れることなく元気に育っていってもらいたいです

いない間にきれいになったエウア高校
写真を撮りながら
それがタイムリーでみられなかったことを
ちょっぴり残念に思いました。


最後に....

エウアの夕日(from Hideaway)
遠く水平線まで見渡せるエウア
美しく吸い込まれそうな空

やっぱりエウアが一番です


2012/01/20

復帰!!!

2011年11月から約1ヶ月半の日本での療養を終え、12月22日トンガに再赴任することができました。

今回の件で、JICA関係者をはじめ、ブログを読んでくださっている皆様に大変ご心配とご迷惑をおかけしたことを、この場を借りましてお詫び申し上げます。

現在の右脚の状況ですが、全快というわけではありませんが、日常生活にはまったく問題はありません。
引き続きトレーニングを続け、以前のような状態に近づけていきたいと思っています。


約2ヶ月ぶりのブログ更新ということで、何から書いたらいいか難しいですね。。。
では、とりあえず2ヶ月間の簡単なフィードバックから。

最後にエウアでブログをアップしてから、日本に一時療養ということで帰国しました。
松葉杖のままAucklandに1泊しなければならないということで不安でしたが、JICAの調査団の皆さんがちょうどトンガにいらっしゃっていたので、お言葉に甘えて、成田までお世話になってしまいました。
空港内の移動もずっと車椅子を押してくださいました。。。
見ず知らずの私にあそこまで親切にしてくださって、本当に感謝です。

成田に着くと、妻が待っていたので、一緒に両親の車で帰宅。
翌々日には早速病院に行きました。

トンガにはないMRIで検査をした結果、「右脚内側側副靱帯損傷」と診断されました。
手術の必要はないということでひとまず安心しましたが、曲がって固まってしまった右脚を伸ばさなければなりませんでした。

恐怖。。。

右膝に麻酔を2本打たれ、脚を伸ばし、麻酔が切れるまで処置室へ。。。
その夜は眠れませんでした。

医者にどのぐらいかかるかと聞いたら、
「2週間も処置されずの脚を見たことがないから、分からない。」
と言われ、
「確かに、普通日本だったらありえないことなんだな。」
と思い、ちょっと覚悟。

年内にはトンガに戻りたいという一心で、とにかくリハビリに励みました。
病院のリハビリだけでは治りが遅くなるとも思い、依然通っていた整体にも通いました。
一番整体が痛くて、行くのが怖かったですが、そこは何とか我慢。

その甲斐もあってか、痛みは残るものの、1ヶ月足らずで歩けるようにもなりました。

余裕が出てきてから、歩くこともリハビリ、以前の職場に挨拶に行ったり、友達に会ったりしました。

福島に住んでいる祖母の状態があまりよくないということで、祖母にも会いに行ってきました。
一緒に食事したり、買い物したりと祖母はなんだかすごく楽しそうでした。

福島のその地域は原発の問題があるところで、放射能の数値も高いです。
除染作業をしている様子や、自衛隊の車が走り回っている様子、各地からボランティアが来たという話しなどを聞いたりして、自分がいることができなかった空白の時間をかみしめました。

こんなことを言うのもなんですが、もしかしたら今回の怪我は神様のお導きなのではと思うことが本当に多くありました。
そういうことって本当にあるんじゃないでしょうか。
怪我でおかしくなったわけではありませんヨ....

12月9日、JICA顧問医の了解を得て、トンガ再赴任が決まりました。

そして、12月20日、妻の一時呼び寄せの申請も行っていたので、妻と2人でトンガに再赴任。
事務所への挨拶や隊員のみんなとの再会、そして任期を終えて帰国する隊員との別れ。
そこにはたくさんのドラマがありました。

約2週間、妻とともにババウ島で過ごしました。
水泳も脚にいいということで、たくさん泳ぎました。
そのせいで、2人とも真っ黒。
でも、本当に幸せな2週間を過ごすことができました。

1月2日、妻をAucklandまで見送り、同期隊員とニュージーランド旅行の計画をしていたので、そのまま決行。
膝に無理がないよう楽しみました。
歩くこともリハビリですから。。。
(だんだん言い訳みたいに...)

約1週間の同期旅行を終え、1月10日にトンガに戻り、今年最初の日本語部会を終え、
1月18日、約2ヶ月ぶりにエウアに戻ってきました。

ふぅ~。

自分の知らない2ヶ月のエウア。
空港と高校はすごくきれいになっていたけど、ブタがそこいらじゅう歩いている様子や坂から見下ろすきれいな景色、エウアの人たちの優しさ、明るさ、人の良さは変わっていません。

ここであと約5ヶ月、頑張りすぎず、満喫しようと思います。

またこれからブログをアップしていきますね。

最後になりましたが、今年もよろしくお願いいたします。