2012/03/24

トンガ国王崩御、その後街は....

先週、私は隊員の送別会&トンガタプ内で日本語教育が行われている学校への巡回&日本語部会で首都に上がりました。

と、その時、訃報が....

「3月18日、トンガの国王ジョージ・トゥポウ5世が香港でお亡くなりになった。」とのこと

その後、色々噂が飛び交いましたが、最終的には、ご遺体がトンガに到着するのは26日のお昼頃で、香港からトンガまでの臨時直行便が出るとのこと。
そして、国葬は翌27日となりました。

そのため、今トンガでは国をあげて葬儀の準備に取り掛かっています。

トンガの葬儀と言えば、黒と紫。

今回は国葬ということで、街中の建物が黒と紫の布をフェンスや門などにかけています。

ヌクアロファ市内の様子


教会でも。


カフェだって。


さらに
道路工事や清掃作業も
急ピッチで進んでいます

草刈りをしてる高校生たち。


国王が逝去された日から100日間、トンガに住む人々は喪に服さなければなりません

例えば
・外出時には黒い服を着なければならない
・静かに過ごさなければならない
など

出張中ということで、黒いシャツを持ってきてなかった私は、さすがに街中が黒一色ということで、買いました
お店では、葬儀コーナーなどができてるところもありました

また、静かに過ごさなければならないということで、その間は色々なイベントが中止、または延期されることと思います

国葬に伴って、近隣諸国やトンガ国内の各島から要人が首都ヌクアロファに集まります
そのため、市内のホテルはどこもいっぱいだそう
タクシーもひっきりなしに走ることでしょう


本日エウアに戻ってきたのですが、空港の移動ということで、全身黒い服で帰ってきました
しかーし!!
エウアは違った
空港からの道で黒や紫の布をつけている建物9:00am 現在:0
赤や白、緑などいつもの変わらぬ格好の人:多数

同じ国でも、30キロしか離れていなくても、こんなに違うんですね
黒を着ている日本人の私の方がむしろ浮いてました(^_^;)

26日(月)、27日(火)は店も学校も病院もJICA Officeだって、ぜーんぶお休み。

私も初めてなことなので、当日どのようにふるまっていいのか分かりませんが、まわりのトンガ人の話を聞いたり、様子を見たりしながら、過ごそうかと思います

2 件のコメント:

  1. ええ???香港で??知らなかった!!ニュースになっただろうに・・・ 息子がちょいと熱にやられて入院とかしてたから、見逃したかな??(二日目の晩は帰宅できて、3日目に退院できましたが。)跡で、周りの香港人に聞いてみます。国王が外国で亡くなると言ったら、両国にとって大変なことだもんね。けいたろう先生は、いろいろ始めての体験が増えますね。国王はおいくつでいらっしゃったのかしら。100日間の服喪は長いですね。トンガのみなさん、我慢できるのでしょうか。けいたろう先生の数々のレポートを読んできて、ふと疑問に思いましたが・・・ご冥福をお祈りしたいと思います。

    返信削除
  2. ノブさん、コメントありがとうございます。
    国王の逝去は日本の朝日新聞にも少しだけ出たみたいです。ですので、香港でもおそらくニュースになったのではないかと思います。注意して見ていないと分からない程度かもしれませんが。。。
    国王は亨年63才でした。
    確か2006年?にも前国王が亡くなっているのですが、その時は随分長い間喪に服したそうです。ですので、我慢?はできるのではないでしょうか。特に首都に近いところや服装に関しては。夕べもとても静かで、あまりにも静かすぎるから今何時だろう?と時計を見たら、9時過ぎでした。
    しばらくは静かな日々が続きそうです。

    返信削除