2012/05/27

ババウ高校 Japanese Week


先日、ババウ高校で3日間のJapanese weekが行われ、私も日本語部会の一員としてお手伝いに行ってきました。

昨年は怪我で参加できなかったので、今年はぜひとも呼んで欲しいとお願いをし、今回初めてババウ高校に入ってお手伝いをしてきました。

滞在期間の4日間とも日中は過ごしやすい気温でしたが、朝晩は寒かった。。。
風邪をひいてしまった人も何人かいました。


ババウ高校

ここも昔日本の援助で建てられた学校です


そして
今回の主役....
同期のS隊員

いい笑顔(*^_^*)

いつも生徒たちのことを考えている
本当に素敵な先生。

彼に教えてもらった生徒たちは
幸せだろうなぁ


日本語の学生は....
歌を歌ったり


おどったり

その他にも
スピーチをしたりしてました

どれもとても良かったです
指導が良く行きとどいてました
 
さすがS隊員!!

昼休みには
日本映画の上映会も。
「Water Boys」

を見せました

部屋じゅうぎっしり生徒が入り
面白いシーンでは
お腹を抱えて笑ってました^^


もちろん
私たちも色々と頑張りました

よさこいソーラン

去年エウア高校でもしたかったですが
怪我で断念。

こうして生徒たちと一緒に
披露する場がもてて
よかったです!

 
巻き寿司作り体験

新しく来たSVがデモしてくれました


 
K隊員のプレゼン

配属先の同僚と
野菜quiz!!

彼はみんなの人気者。
何でもドラゴンボールみたいだとか。。。


 
I隊員のプレゼン

彼も環境省の同僚と
ゴミの分別の仕方を発表しました




E隊員のプレゼン

エウアから私と一緒に来て
健康について発表しました

文化紹介の時間にも
BMIの測定などをして
皆に健康に関心を持ってもらおうと
頑張っていました



Sさんのバイオリン演奏

彼はJOCVではありませんが
首都の高校で音楽と日本語を教えてる日本人。

生徒たちは見たことがない楽器に釘付け。

浴衣を着て
バイオリンなんて
素敵過ぎる。。。


その後には....
ブラスバンド

日本から楽器が寄贈されたマレフィヒ高校のブラスバンド部
トンガは結構ブラスバンドが盛んなんです!

日本の音楽をブラスバンドで披露してくれました
「翼をください」すごく良かった~


 
マリアさん
 
昨年までトロアの日本語教師でした

今はトンガの教員養成所で
もう一度勉強し直しているところです

すごく一生懸命MCをしてくれました

 よその学校なのに
生徒たちをきちっとまとめ上げていて
S隊員も彼女がいてくれて
すごく助かったことでしょう

 
 
ベイさん

S隊員のカウンターパートです

S隊員にとって最後のBIG EVENT
成功させてあげたいと言う気持ちがたくさんあったことでしょう
彼女もまた
DJとしてよく頑張ってくれました


これでベイさんと会うのも最後。
だから、
たくさん日本語で話してきました

2年間数えるぐらいしか会えなかったけど
冗談を言って楽しく過ごすことができました

ありがとう。ベイさん!!


おまけ。
今年の3月までエウア高校の教師だった
ジェラード先生

結婚してババウ高校に転勤になりました
新婚さんです
 
帰る前に会えてよかった~



S隊員を中心に、皆が協力して、とても素晴らしいJapanese weekになったと思います。
私にとってS隊員は同期であり、同職種であり、何でも話し合える友達。
だから、いいJapanese weekになってほしいと今回特別の思いを持ってやってきました。
ほんと、参加して一緒にこうして素晴らしいJapanese weekができて良かったです。

いよいよ私もS隊員もそれぞれの島を出るまで2週間、日本に帰国するまで3週間となりました。

悔いの残らないよう精一杯頑張るのみ!
来週もがんばるぞー!!



2012/05/22

最後の授業 ~5年生~


今日は5年生の最後の授業。
これで全学年が最後となりました。

そして、今日はラビニア先生の授業を評価する日。
学校側から1学期に1回するように言われていて、今日しかないと言うことで私にとっての最後の5年生の授業の日=最後のラビニア先生の授業を見る日にもなりました。

今日教えるところは第7課の「~の中で~が一番好きです」と「AとBとどちらの方が好きですか」。
先日既にある程度していたので、今日はその続きからでした。


ラビニア先生

絵カードを使い
楽しそうに授業をします

あ~ニアは本当に日本語を教えるのが好きなんだな~。

彼女のそういうところが
一番の魅力だと思います

そうすると
自然と生徒たちもついてきます

評価も高めでしたよ(*^^)v


授業のあとは....

記念写真

残念ながら
1人休みでしたが
みんなで楽しく撮りました


最後には....

担がれました(^_^;)

3年生or4年生の時からずっと一緒だった5年生

一番思い出深い学年でした

 今年たくさんの人が進級して
6年生でも日本語を履修してくれることを
祈っています

みんな
本当にがんばったね!
ありがとう!!


あー、これで授業が全部終わったと思うと、何だかちょっと泣きそうになります(/_;)

明るく無邪気で心優しい子たちばかり。

きっと生涯忘れることはないでしょう!!


 

2012/05/20

生徒のうちにお呼ばれ♪


今週の日曜日は生徒のうちにお呼ばれしていたので、隣町のAngahaまで行ってきました。

日曜日と言えば、まずは教会。
初めてカトリックに行きました。

今日はトンガで父の日ということもあり、お菓子の首飾りももらいました。
まだお父さんではないけど、結婚してるから、いいそうです(^_^;)


教会の様子

こじんまりとしてて
温かい感じ。

神父さんも西洋人でした


シスターって感じの人もいました


隣が学校の先生だったので
色々教えてもらいました

「俺たちも前に行くぞ!」
と言われ....

これをもらいました

ペロッと皆食べてましたが
私には珍しいものなので
取り合えず写真。


いつも言っている教会とはかなり違いました。
①歌が少ない
②みんなきちんと座ってる
③近くの人と握手や手をつないだりする
④時々膝をついてお祈りする
⑤前で儀式っぽいことが行われてる

このように色々違うことがあったおかげで
眠くなりませんでした!


教会の後は
生徒のうちにお呼ばれ。

大家族(゜-゜)
30人近くいました!!

こうして毎週日曜日は親戚も集まって
みんなで食べるそうです


今回誘ってくれたファティマさん(左)

そう!
スピーチコンテストで
一緒に首都に上がった子。

昨日のHoliday Classの時もそうでしたが
最近バッチリメイクが決まってます(・.・;)

可愛い子どもたちもたくさんいました
 
右がファティマの妹
左がどこかの親戚の子


左の子はこんな頭ですが
女の子なんです

スカートはいてるでしょ。


お母さんたちも
すごくいい笑顔でした
 
 帰りは子どもたちが
たくさんの食べものが詰まったバスケットを提げ
私をうちまで送ってくれました


今日も生憎の天気でしたが、いつもと違った日曜日で楽しかった~。
何よりこうしてお呼ばれされたのが嬉しかったです
 
ファティマ、家族の皆さん、ありがとう!! 



2012/05/19

最後の授業 ~4年生~


今日は土曜日。
でも、さ来週からある中間テストの範囲がまだ終わっていないということで、今日はHoliday Classを開きました。

時間通りに来たのは1名。
それから、ちょろちょろと来て、最終的に集まったのはわずか6名。
しかも成績がいい人たち。
やっぱり集まらなかったか....と思いましたが、明日は父の日だし、色々土曜日はお手伝いもあるからしょうがないですね。

待ってる間の1時間は形容詞のすごろくゲーム(賞品付き)をしてました。
最初はすっかり忘れていた言葉も、最後の方には思い出したようです。(6名の中の数名)

最後の授業ですが、普通に授業。

授業が終わった後は記念撮影。

全員で撮りたかったな....
また撮れるチャンスがあればいいけど....

ちなみにちびっこ2名は生徒たちの兄弟です


そのあとは
ふるまいましたよー。

最後のクリームシチューとハヤシライスの元を使って。


今回はほとんどが女の子。

男の子は女の子の勢いに
押されてました



いつものように、嵐のように食べ、去って行きました。
今回も使わなくなったものや文房具などをみんなにあげました。

4年生はほんとに言うこときかないし、大変なクラスでしたが、思い出深いクラスです。
来年この中からどのくらいの子が日本語をとってくれるのかな?

2年間、楽しい思い出をありがとう!!


 

2012/05/18

最後の授業 ~3年生~


早いもので3年生ともこれが最後の授業になりました。
というのも、来週はババウにJapanese weekの手伝いに行き、帰ってきたら2週間の中間テスト期間に入るからです。

3年生はテスト範囲が終わっていることもあり、最後の授業は文化紹介の時間にしました。

書道、折り紙、そしてふくわらい。
ふくわらいはJapanese dayの時もしましたが、彼らにとってはコレが初めて。


まずは書道。
好きな言葉は何?と聞いて、書いてもらったのが以下のことば。

あい、ともだち、とら?

初めの2つは分かりますが
とらって。。。

でも、
みんな上手に書けてます(*^^)v


ふくわらい。
まあこんな感じになりますね


でも、何より面白かったのは....
タオバラを目隠しに。

窒息してしまうのではと
心配しましたが
目をおさえられれば
彼らにとっては何でもいいようです


私にとっては最後。
でも、彼らはよく分かってなかったよう。。。

まあそれでいいのかな。

今日もいつもと変わらず、楽しく日本の勉強ができました。


明日は土曜日ですが4年生のHoliday Class。
Holiday Classと言えば、食べ物。

終わってからみんなで食べられるよう、残っていたハヤシライスのルーとクリームシチューのルーを使い、さっき料理を済ませました。

なんだか最近、日本に帰ると言う実感があまりわかないんですよね。
これが最後っていうことが日に日に多くなってきてるのですが、なんだかピンときません。

それでもやっぱり、悔いの残らぬよう一生懸命やろうと思います。



2012/05/15

母の日。


この前の日曜日はトンガも日本も母の日。
ということで、今回は近所のお母様方に巻き寿司を作って持って行きました(*^^)v

日本で一度も作ったことがない巻き寿司もトンガに来て、かれこれ5回は作ってます。
味や見た目はともかく、手際だけは良くなってきたのではないかな。


イベント事と言えば、食事。
今日も母の日ということで、豪華な料理が食卓に並びました。

いつもお世話になってるタイアナファミリー

ちょっと見えにくいですが
去年までタイアナ家でお世話になっていた子どもたちも
トンガタプからやってきてくれました

トンガの子たちはほんと優しい~

タイアナが来ている赤いドレスも
娘からのプレゼントだそうです


久しぶりに大勢で食べたお昼ごはん。
おいしかったなー。

いつもおいしい料理をありがとう!!


こうやって皆で食べられるのもあとわずかか。
日本に帰ってからも、日曜日になるとこの光景を思い出すんだろうな。



2012/05/13

2012年日本語コンテスト


先週の9日から4日間、2名の生徒を連れ、ラビニア先生と一緒に日本語コンテストに行ってきました。

今回の日本語コンテストは暗唱コンテストということで、現在のコミュニカティブな日本語教育とは外れているかもしれませんが、大会開催にあたっての様々な外的な要因も考え、2012年はこれでいこう!ということに昨年決定しました。

今回の日本語コンテストで1番いいことは、3,4年生の部、5,6年生の部、一般の部(18歳以上)と3つの部門があることです。それによって、現在日本語を勉強している生徒たちも参加することができるからです。

特に離島に住む生徒たちにとって、首都に飛行機で上がって、様々な経験をするということは、私たちが想像する以上のものです。


さて、出発日。
案の定、時間通りに皆集まらず。。。
いや、それはまだいい方です。
一番の心配はラビニア先生のチケットが確定ではなく、スタンバイということです。
エウア高校側とも色々あって、ニアの予定していた11日のフライトを前日に9日に変更すると言うことになったのです。
もちろん、席は既にいっぱい。
あとは乗る人の体重次第。

「ファカモレモーレ(お願い)」の連発でした(笑)

その甲斐もあって(?)なんとか無事に4名全員が飛行機の乗ることができました


4年生のファティマさん
 
初めての飛行機。
座る位置、シートベルトと全て私が教えてあげました

写真からも分かるように
かなり怖がってました(^_^;)


トンガタプに着いて
宿探し。

というか、
以前予約していたのですが、
必要がなくなりキャンセル。

また事前にとってキャンセルするのも嫌だったので
直接そのゲストハウスを訪ねました

無事にGET!!

いつも思うのですが
なんだかんだ言って
うまくことが運ぶのがトンガ。

どうにかなるんです!!


その後は.....
JICAドミトリー内で練習したり.....


外で練習したり.....


ご飯を食べたりしました


基本的にたらふく食べさせてあげました


ちなみに
右の5年生のセイロニさんは
飛行機にも乗ったことがあるし
色々なものも食べたことがあるのですが
左のファティマさんは
色々なことが初めて。

このパニーニを食べる前も
においを嗅いでました。。。

ホームシック(たぶん)で泣いてしまった時もあります

でも
なんとか大会当日を迎えることができました



大会当日....
13名の出場者たち

今年も女の子率が高かったです

2名の男子はトンガカレッジという男子校からの出場です


日本の大使、教育省のエメリーさんの挨拶で始まり
まずはじめは3,4年生の部門。
次に5,6年生。
最後に一般の部門という順番で
行われました

 
スピーチは昨年と同様
こんな感じでしました


緊張してる中
2人ともすごくよく頑張ったと思います

ファティマさんは「朝のリレー」
セイロニさんは「大きなカブ」
を暗唱しました。

ファティマさんはミスすることなく
堂々とできてました

セイロニさんは途中
出てくる動物の順番を間違え
ストーリー的におかしくなりそうでしたが
ちゃんと内容も把握していたので
なんとか持ちこたえることができました

あの瞬間は正直焦りました(~_~;)



結果発表

ファティマさんは....
第3位(5名中)


セイロニさんは....
第2位(4名中)


2人ともまずまずの成績を修めることができました


見事日本行きをGETしたのは....
トンガ高校のTupou Seluiniさんでした

教員養成学校で日本語教師になるための勉強をしている
3名の学生を差し置いての優勝。

すごい快挙だと思います

彼女は今年の夏
2週間、訪日研修にいくことができます


それにしても
今回、どの部門もトンガ高校が総ナメ!

さすがトンガ1賢い学校だけあります

発表もすごくよかったです



最後にチームエウアで記念写真
おめでとう!!

そしてニア、おつかれさま。

このあと
ご褒美にたらふくお菓子を買ってあげました


先週のJapanese day、Kava Clubから今回の日本語コンテストまで嵐のように帰国前のBIG EVENTが過ぎて行きました。
この2週間はエウア高校のスタッフ、地域の皆さん、エウア隊員の力をかり、大いに日本アピールができたのではないかと思います。
直前まで決まらないことも多く、精神的にも鍛えられました。
ラビニア先生とも遅くまで一緒に話し、悩み、考えることができました。
日本語の生徒たちにとってもきっと思い出に残る時間になったと思います。

もうここでの活動も終わるんですね。
正直、「今の気持ちは?」と聞かれても何とも言えない感じです。
エウアの景色が日常になり、物がないことにも何とも思わなくなり、イライラすることも受け入れられるようになって来た今、それがなくなるということが何とも信じられません。

こういうはっきりしない気持ちですが、思い残すことはありません。
もうやるべきことも、やりたいことも全て終わったと思います。

あと残り7回の授業+Holiday Class、あとシポラさんの放課後クラスを明るく元気にやるべし!!です。

もう帰国まで秒読みに入りました。



2012/05/06

トンガの子どもの日


今日はFaka me。
トンガの子どもの日です。
ちなみに、5月の第1日曜日が子どもの日で、第2日曜日が母の日、そして第3日曜日が父の日です。
ちょっと日本と近いですよね。


朝、子どもたちは白い服を着て教会に行きます。


校長と教頭の息子たち

 私はと言うと、
すっかり裏方。

料理作りの手伝いです

もうお客様扱いじゃないところが
残念でもあり嬉しくもあるところです


 オムライスを作ってというリクエストもあり
 大量に作りました^^;

大量に作ったわけは
近所へのおすそ分け。

子どもの日は
いつもとは違ってかなり豪華な食事にします

子どもたちのために
家族はいつも一生懸命です

トンガの家族って素敵だなって思う瞬間です


トンガ料理とのMIX
 
きれいにできました♪


ブタだって焼いちゃいます!!
(これはウソ)

教会から帰ってきた
子どもたちは食事。

みんな嬉しそうに食べてました


子どもたちが食べた後は
大人たちも....

ニアの大好物のブタ

ニアも朝早くから手伝ってました
 
 
食べ物に夢中のタイアナ


こんなタイアナですが
本当にいいお母さんなんです

子どもたちのために
カホア(首飾り)やタオバラ(腰巻)を1カ月以上前から準備。

一番最初の白い服の装飾品は
全部タイアナの手作りです

 しかも
白い服を買いに船で日帰りで首都へ
子を思う親の愛ですね


ご飯を食べて少し休憩した後
再び教会へ


子どもたちはまた違った衣装を着てました

ほんとトンガは衣装と食べ物はしっかりとしてるなって思います


近所のノアちゃん

ネックレスやイヤリングをつけて
きれいにしてます

ピンクの服も似合ってますね


今日の主役は子どもたち。

午後の教会では
子どもたちが
お祈りのことばを言ったり
歌に合わせて踊ったり
劇をしたりしてました

劇の様子

内容は分かりません。。。


タイアナの息子ペニと教頭の息子アムが出てます

ペニはほんとシャイで
いつも隣の人にくっついてたり
下を向いてたりして
なかなかいい写真が撮れませんでした

 
タイアナのうちに住んでるマバエ(一番右)

彼も恥ずかしがるかと思ったら
実に堂々と素敵な声で演じてました



今日はたくさん食べ、たくさん手伝い、たくさんトンガの文化に触れました。
子どもたち、本当にかわいかった。
どうしてトンガの子どもはこんなに可愛いんだろうっていうぐらい可愛いかったです。